居酒屋の中心で串カツと叫ぶ

きょうは、ちょっとだけTomatotic-jellyの お客様の話をいたします。
少し複雑な家族関係を持たれておられますが、深刻な家族間の問題は お持ちではありません。

その方と お話しをすると、Tomatotic-jellyは、今はまだ表に出る事のない、その不安の波を感じています。

けっしてその生き方に才があるとは言えなかったものの、生来の真面目さでそれなりの居場所を見つけてはいますが、それは行く先の不安を拭い去るものではありませんでした。

それがつけ入られてしまう元になった事は無自覚なのか、分かっているのかは推測する事しか出来ませんが、それが一時的な安寧である事は、その方本来の言葉を発する事がないところに、その弱さと強かさを映し出しているのです。

不安とは、よく生きたいと言う心のあらわれですが、それを信じる事の出来ない弱さ、ご自身を信じる事の出来ない弱さでもあります。

では、それを拭い去るには如何すれば良いのか。それは本当の言葉を発すれば良いだけの事。 それが本来の言葉であるなら他者の欺瞞などに目を向ける必要はないのです。そこには、それ以上も、それ以下もないからです。

ただ、簡単に出来ない所が難しかったり面白かったりするのですが・・・

時には、一歩も二歩も下がって見直す事が出来なければ、その不安は何を以ってしても消し去る事… 受け入れる事は出来ず、行き着く先は不幸のズンドコです。

恐怖に基づく咆哮の裏側に真実はない。
真実の言葉の積み重ねには畏れる事も逃避する事も必要はない。
もし畏れることがあるとすれば真実がないことだけです。