キャンディー 何、言ってやんでー

「〜〜防ぎました!」
キャンディチーズ窒息事故』 に、見え隠れする、不遜と危険。

あくまでも事実確認が出来ない為、推測できるリスクを出来るだけ拾い出して見よう、と言う試みです。
「事故は、起してはならない」… 多くの不幸は、この言葉から生まれます。
「事故責任=社会的抹殺」… その為に、隠蔽や偽装、捏造が行われます。
小心者の Tomatotic-jelly は、
「事故は起きるもの」、「リスク、被害を最小限に留めるよう務める」
このような見方から、「キャンディ事故」の報告ページを見てみました。が、その おぞましい不遜な内容に戦慄が走りました。
第一の懸念: 反省無き責任転嫁の系譜。〜〜 扇情専科唯我独尊。
第二の懸念: 起こるべくして起こった。
第三の懸念: 情報非開示の系譜。

第一の懸念: 反省無き責任転嫁の系譜。〜〜 扇情専科唯我独尊。
「〜〜防ぎました!」
一見、事故対応が妥当であったと宣言! しているが、穿った見方をすれば、賛美とも取れるのではないだろうか。 それに続く、不幸な事例であるが、タイミング良く起きた他園での死亡事故を 引用し、あたかも、自園が高度な処理能力を 有していると言わんばかりの演出である。 死んだ者の尊厳を 弄ぶと言っても過言では ないのではないか。 到底、反省しているものの弁としては、疑問を抱かざるを得ない。
厳に反省をしていると言うのであれば、一歩 間違えていたのなら、まずは、同様の死亡事故が 起きていたであろう事に 言及されなければ ならないのではないか。また、市側に不適切指導が、有ると言う事に 想像が至っていたのであれば、未然に 指摘されていても 良いはずではないか。その点に 対する自己反省の言は 有るのか。
http://www.fsc.go.jp/sonota/yobou_syoku_jiko2005.pdf

第二の懸念: 起こるべくして起こった。
保育士等の大量退職と言う事が起きていると聞きます。 個々の保育士に掛かる負担、緊張を強いられるであろう職場環境での注意力の減退。 (ここでは、個々の資質については言及しない。)
慣れや 余裕度の無さから起きる、不注意、油断によって 多くの事故が起こる事は、想像できるだろう。
http://shippai.jst.go.jp/fkd/Search

第三の懸念: 情報非開示の系譜。
保育環境の最低基準問題、情報隠匿など園設立の経緯も さる事ながら、食中毒(疑惑)事件などに 情報の 隠蔽体質を 明瞭に表している。 保護者が 園内に入る事を 拒絶していると言う 前代未聞の 状態を(現実に確認はしていないが)を考えても、非常に憂慮され無ければならない問題ではないか。
幸いにして、重篤事故には、繋がってはいないとは言え、万が一、億万が一、薬剤耐性菌による感染症であった場合は どうなるでしょうか。 パンデミックの 引き金にもなりかねない 危険をはらんでいると言える。
もし、窒息事故が 死亡事故であったのなら。 「保育園」と言う密室で 起きてしまったとしたら。 元気に、「いってらっしゃい」 と別れた 我が子が無言で帰宅する事になったとしたら。
「申し訳ありませんでした」、その一言が聞きたいだけ。 「何が起こったのか」、その事が知りたいだけ。 「最後は、どのようであったのか」、それが知りたいだけ。
たった、それだけの事ですら、最愛の者を亡くした悲しみの中、永い永い裁判を闘い続けなければならなくなります。 「こどもをダシにして、慰謝料が、欲しいんだろう」、そのような誹謗中傷を受け続けなければ ならなくなるのです。 時間、費用、精神的負担。どれだけの負担が襲い掛かってくるのかを 想像してください。
食中毒(疑惑)事件で退園された方に どの様な事が起きたのかは、知る由も有りませんが 数少ない経験と 上記の様な 経緯を考えると、何が起きたのかを想像する事は、それ程に難しい事ではない。
http://homepage2.nifty.com/t_minami/index.htm

それぞれの ご家庭の事情は あると思いますので、何々する事が 一番良いと言う答えは出るものではないかもしれません。 ですが、何もしなかった事の 見返りは、万分の一、億万分の一かもしれませんが、最愛の お子様に起きると言うことです。 不必要な不安を 煽りたいのではない事を付け加え、ご家族が、その代償を 払い続けなければならないと言う事が Tomatotic-jelly の 妄想、懸念である事を 願っています。
永年、「キャンディー・〜〜」だと思っていましたが、「キャンディ・〜〜」 だったのですね。