ちょっと感動した。

此処の所、那田尚史BBSが流行り病の様相なのですけれども、Tomatotic-jellyは殊更に那田尚史先生オチをしている訳では無いので、偶偶紹介があると眺めに行くくらいで那田尚史先生のHPなぞは、ほとんど未読だったのですけれども・・・・
『前面批評タイトルへのリンク』と言うページからリンクされている『no.3 娼婦考(2003.4.2)』と言う項目に目が行ってしまったのでした。

私は援助交際は大嫌いだが、売春は大いに認める。昔のように国家が堂々と売春という職業を認めるべきだと考えている。第一に、そうして国家が承認したほうが性病予防のシステムが整う、という利点がある。第二に、男にとって青春のエネルギーの大半を費やす性欲の発散場が合法的に存在すれば、男はより創造的に文化的活動にまい進できる。性欲をよそに向ける「昇華」ではなく、性欲を発散させて、性に慣れっこになり、その上で男のリビドーが文化的創造に向かうとすれば、つまり昇華ではなく性を「超克」すれば、ずっとレベルの高い文化が生まれるだろう。そのためにも、性産業はより廉価である必要がある。「売春を公認する。しかし厳格な性病予防を行うこと。そして一回に付き一万以下に抑えること」という法案を国会が成立させたなら、日本は二、三十年後には世界一の文化大国になり、学芸、政治経済の大輪の花が咲くだろう。女たちが簡単に股を広げるようになり、男たちは定職に付かずフリーターだらけの現在は、生みのつらさの時期なのかもしれない。いつでも抱ける女たちに飽きたフリーターたちの中から、将来の大芸術家や天才政治家が生まれるかもしれないのだ。日本は「都合のいい女たち」がもっともっと増えることによって救われるかもしれない。

Tomatotic-jellyが何となく那田尚史先生のことが気になるのが分かったような気がいたしました。
先生の自己否定の裏返しではない、愛が篭った「莫迦」が吐き出せる日をお待ちしております。ごめんなさい。ありがとう。愛しています。