遊具の保護パネル欠落、大阪市が放置 男児転落し重傷

遊具の保護パネル欠落、大阪市が放置 男児転落し重傷


2009年11月8日14時45分


 大阪市平野区長吉川辺3丁目の長吉東部南公園で7日、同区に住む小学1年の男児(6)が遊具(高さ1.6メートル)から転落し、右ひじの骨を折る重傷を負った。市によると、遊具の保護パネルがはずれていて、そこから転落したとみられる。10月23日には職員がパネルの欠落を確認し、同29日には市民から修理の要望を受けながら、市は処置をしていなかった。


 遊具は、すべり台などがある複合遊具。手すりの下に木製のパネル(縦1.1メートル、横40センチ)が設置されていたが、事故当時は欠落していた。男児は市に対し、「パネルがなかったところから落ちた」と説明したという。